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タロット占いの実践における
「小アルカナ56枚」の意味と背景

タロット占いの実践で使用する78枚のタロットカードの中で、56枚を占める「小アルカナ」の解釈の基本になります。 一見地味で枚数だけが多くなる「小アルカナ」は、苦手意識を持たれることが多くなりますが、この「小アルカナ」が読めるかどうかがタロット占いの実践では非常に重要になります。 「大アルカナ22枚」に「小アルカナ56枚」を合わせることでフルデッキ78枚が完成します。 「大アルカナ」と「小アルカナ」を組み合わせることで、詳細な事柄や未来を読み解くことができるようになります。


タロット占いの実践では、「小アルカナ56枚」を含めた78枚で占うことにより、展開されるタロットカードにメリハリが生じ、より読みやすくなります。 「小アルカナ」に対して苦手意識がある人は、「小アルカナ」が含まれると解釈ができなくなると言いますが、コツを掴めば格段にタロット占いの解釈のレベルが高くなるのが「小アルカナ」になります。 抽象的な意味合いが多かった「大アルカナ」に対し、「小アルカナ」は日常の出来事などを表すため、考え方が理解できればすぐに「小アルカナ」を取り入れて、タロット占いの実践ができます。


タロット占いの実践における
「小アルカナ56枚」の意味と背景
78枚のタロットカードにおける「小アルカナ56枚」の全体像

78枚のタロットカードにおける
「小アルカナ56枚」の全体像

タロット占いの実践における「大アルカナ」の全体像は、人が生まれてから神になるという壮大な背景がありました。 それに対し「小アルカナ」の全体像は、それぞれのスートに合せた状況の始まりから、達成までと言う背景を持つのが基本になります。 「小アルカナ」の「A(エース)」で「事」が始まり、「10」でそのことが完結するという一連の背景があります。 その間に起こる様々な出来事が「2~9」であり、場合によっては「10」で完結した後、また新しい「A」が始まるという基本背景を考慮します。


タロット占いの実践における「大アルカナ」は人生の大事な分岐点を表すと解説してきましたが、「小アルカナ」では「日常の様々な出来事」を表すというのが基本になります。 そのため「大アルカナ」の示す事象ほど、大きな出来事が起こるわけではなく、普段の生活で考えられるような事象を表すことになります。 「小アルカナ」のタロットカードは、実生活や実体験の出来事や一連の流れと関連させて考えていくことで、理解しやすくなり解釈しやすくもなります。 展開された「小アルカナ」が、質問内容の中で、どのような位置付けになり、どのような事柄を表しているのかを意識するとタロット占いの結果の解釈が具体的なものになります。


「小アルカナ56枚」の全体像

「小アルカナ56枚」の全体像


▼「小アルカナ」の全体像(ワンド)

ワンドのA
タロットカード「ワンドのA」
ワンドの2
タロットカード「ワンドの2」
ワンドの9
タロットカード「ワンドの9」
ワンドの10
タロットカード「ワンドの10」
・物事の序章
・始まったばかり
・先に多くの出来事
・成長過程前期
・目的地に向かって進む
・背景がまだ薄い
・物事の終章
・終わり間近
・これまでに多くの事
・成長過程後期
・目的地への到達
・次のステージへ

78枚のタロットカードにおける
「小アルカナ56枚」の全体像
タロット占いの実践における「小アルカナ56枚」の順序の考え方

タロット占いの実践における
「小アルカナ56枚」の順序の考え方

タロット占いの実践における「小アルカナ」は「A」から始まり、「10」が目的地への到達を表すという背景になります。 タロットカードの順番が若い場合には、まだ背景は希薄であり、その先に多くの出来事が待ち受けているという背景を持つことになります。 タロットカード順番が後ろ場合には、ひと山越える手間に来ていることや、山を越えようとしていること、目的地に到達しようとしている背景を持つことになります。 そのスートの持つ意味合いを背景にし、状況がどのような局面になっているのか、これまでの過程や未来はどのようなものかを考慮することが大事になります。


人の気持ちなどで「小アルカナ」を考えていく際には、若い番号のタロットカードでは、まだ表面的な部分ばかりに目が向いていることを表します。 タロット占いの実践では、今後様々なことが起こり得る事を考慮していくことや、それぞれのスートの意味合いや背景を考慮して、立体的に解釈していきます。 後ろの番号の場合には、それまでの過程を考慮し、経験や考えを元に明確な意思を持っていると解釈していきます。


タロット占いの実践において、物事の状況などで「小アルカナ」を考えていく際には、若い番号では、まだ始まったばかりであり、その後に様々な出来事が起こる可能性を持つことが分かります。 後ろの番号になると、目的地に到達しようとしていることや、状況がより切迫していること、責任なども重くなっていることなどが現れてきます。 タロット占いの結果としては、その次の段階やこれまでの過程を振り返る必要性などを表してきます。


▼「小アルカナ」の若い番号の考え方

ワンドのA
タロットカード「ワンドのA」
カップのA
タロットカード「カップのA」
ソードのA
タロットカード「ソードのA」
ペンタのA
タロットカード「ペンタのA」
・経験が乏しく先の事が分からない
・具体的な根拠や知識がまだ薄い
・表面的な部分を重視していて核心が見えていない
・前に進む事が大事な状況である

▼「小アルカナ」の遅い番号の考え方

ワンドの10
タロットカード「ワンドの10」
カップの10
タロットカード「カップの10」
ソードの10
タロットカード「ソードの10」
ペンタの10
タロットカード「ペンタの10」
・多くの経験をして具体的な状況が広がる
・具体的な経験や根拠を踏まえての結論
・本質的な部分を重視していて答えが的確
・次の段階を見据えての対応が必要になる

タロット占いの実践における
「小アルカナ56枚」の順序の考え方
タロット占いの結果において「小アルカナ」が多い場合

タロット占いの結果において
「小アルカナ」が多い場合

フルデッキ78枚でタロット占いの実践をする際に、展開されたタロットカードの多くが「小アルカナ」になる場合、未来は予測しやすい状況になる事や、普段の生活の延長になる事を表します。 特別な何かが起こるというよりも、普段の生活を基準にして考えられるような日常的な出来事が訪れるという背景を持つことになります。 タロット占いの結果において、展開されているタロットカードが良い場合には、日々の平和が持続し、安定していくことを表します。 逆に展開されているタロットカードが悪い場合には、不安な日々や安定しない忙しい日々が続くような状況になります。


展開されているタロットカードの「小アルカナ」のスートにより、どのような生活や未来なるのかを知ることができます。 「ワンド」や「カップ」のスートが多い場合には、平和で楽しくなることを表し、「ペンタクル」のスートが多い場合には地味ですが安定や仕事などでの充実が期待できます。 「ソード」のスートが多くなる場合には、問題や障害が多くなることや、不安や悩みが尽きない状況が訪れることを表します。 このような背景を考慮して、未来を予測していくことがタロット占いの実践での重要な背景になります。 「小アルカナ」は「大アルカナ」と比較して、日々の生活に近い側面を持つため、タロットカードの意味などを表す活字の意味合いを重く捉えるよりも、軽く捉えていくことがタロット占いの実践では大事になります。


タロット占いの結果において、展開されたタロットカードに「小アルカナ」が多く存在する場合、そこを注視して状況や未来を読み解くことが大事になります。 目安としては、占い結果で7~8割以上が「小アルカナ」になる場合、普段の生活の日々の延長になり、特別な変化が起こらずに時間が進むという背景を考慮してタロットカードの意味を解釈をしていきます。


▼「小アルカナ56枚」が多い場合

カップの3
タロットカード「カップの3」
ペンタクルの9
タロットカード「ペンタクルの9」
ワンドの6
タロットカード「ワンドの6」

タロット占いの結果において
「小アルカナ」が多い場合
タロット占いの結果において「小アルカナ」が少ない場合

タロット占いの結果において
「小アルカナ」が少ない場合

78枚フルデッキでのタロット占いの実践をする際に、展開されたタロットカードの中に「小アルカナ」が少ない場合や全く出ない場合があります。 この場合、必然的に「大アルカナ」が大部分を占めることになります。 タロット占いの結果がこのような際には、日常の生活が一転し、人生の大事な節目を迎えるという事を意味しています。 これまでの流れが大きく動き、予想外の出来事が多くなることや、人生を左右する出来事が到来することをタロットカードが暗示します。


タロット占いの結果において「小アルカナ」が全く出現してこない場合には、人生の大きな転機を迎えることを示します。 占い結果が良い結果であれば、幸せな人生への転機を迎えることを示し、悪い結果では、転落する人生の到来を迎えることを示します。 「小アルカナ」が少し混じる場合、そのスートの意味合いが強調され、その方面での人生の転機をタロットカードが示すことになります。


▼「小アルカナ」が少ない場合

01.魔術師
タロットカード「魔術師」
06.恋人
タロットカード「恋人」
02.女教皇
タロットカード「女教皇」
10.運命の輪
タロットカード「運命の輪」
02.C2
タロットカード「カップの2」
20.審判
タロットカード「審判」

タロット占いの結果において
「小アルカナ」が少ない場合
「小アルカナ56枚」の一連の展開「A(1)」から「10」への流れ

「小アルカナ56枚」の一連の展開
「A(1)」から「10」への流れ

タロットカードの「大アルカナ」では、22枚のタロットカードでのつながりや流れがありましたが、「小アルカナ」ではA~10までの中でのつながりがあり背景を持つことになります。 「小アルカナ」のそれぞれのスートにおいて、その舞台背景が変わり、それぞれのスートに合わせての一連の流れがあります。 このスートの背景とA~10への流れを把握しておくことで、「小アルカナ」の解釈がしやすくなるかが大きく変わります。 「小アルカナ」は枚数が56枚と多くなりますが、各スートごとの背景と、A~10への流れを把握することで、非常に分かりやすく身近なものになります。


「小アルカナ」のAから10への流れは、事が始まり完結するまでの流れになり、この点は「大アルカナ」の流れと同じように考えて行きます。 「A」から始まった後は、道中に様々な出来事があり、それを乗り越えて「10」に至るという流れで考えます。 タロット占いの実践では、目の前に展開されたタロットカードがこの中のどのスートであり、どの数字かに注目することが大事になります。


このように考えることで、タロット占いの結果における個々のタロットカードが、全体でのどのような状態にあるのか、前後にどのような背景を持つのかが見えてくることになります。 質問内容に合わせて、展開されたタロットカードがその人にとってどのような状況を表しているのかをイメージしていくことで、タロット占いの結果において「小アルカナ」を自在に解釈できるようになります。


▼「小アルカナ」の「A」から「10」への流れ

ワンドのA
タロットカード「ワンドのA」
ワンドの5
タロットカード「ワンドの5」
ワンドの10
タロットカード「ワンドの10」
カップのA
タロットカード「カップのA」
カップの5
タロットカード「カップの5」
カップの10
タロットカード「カップの10」
ソードのA
タロットカード「ソードのA」
ソードの5
タロットカード「ソードの5」
ソードの10
タロットカード「ソードの10」
ペンタのA
タロットカード「ペンタクルのA」
ペンタの5
タロットカード「ペンタクルの5」
ペンタの10
タロットカード「ペンタクルの10」

「小アルカナ56枚」の一連の展開
「A(1)」から「10」への流れ
 


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